WSLのtips
WSLの環境を作ったり壊したりしていくなかで、知っといた方が良いtipsをメモがてら書いておく。
ターミナルで起動したときのログインユーザー
tarアーカイブからimportされた環境をターミナルで起動すると、rootでログインされている。これを、一般ユーザーに変えるには、ターミナルの設定をいじる必要がある。
- ターミナルの設定を開く(ツールバーの
+
の横の下向きのブラケット=起動する環境を選ぶボタンを押すと設定が選択肢にある) - 左のペインで対象の環境を選ぶ
- 「コマンドライン」の設定に、最後に
-u <ユーザー名>
を追加しておく
デフォルトユーザーを追加
tarアーカイブからimportされた環境でcode
を実行すると、vscodeがrootユーザーで起動してしまう。これを、一般ユーザーに変えるには、/etc/wsl.conf
を編集する。具体的には、以下を追記する。
[user]
default=<ユーザー名>
環境のリストを見る
power shellで以下
wsl -l
wsl -lv # 詳細になる
任意のユーザーでログインする
power shellで以下
wsl -d <環境名> -u <ユーザー名>
パスワードを消しておく
これは、WSLに限った話ではないが、ユーザーのパスワードを消すには、以下をrootで実行する
passwd -d <ユーザー名>